◆ガンダムSEED DESTINY 最終話
昨年10月から始まったガンダムSEED DESTINYも今回をもっておしまい。
自身が仮面 (ラウ・ル・クルーゼ) のクローンである事を武器にキラを揺さ振ろうとするレイだったが、「君は彼 (クルーゼ) じゃない!君は君 (レイ) なんだ!」というキラの発言にまんまと乗せられてしまい呆気なく墜落。
一方、シンとルナマリアはアスランの駆る∞ジャスティス相手に大苦戦。
ルナマリアの眼前で良い格好を見せようと必死な形相で種割れするシンだったが
格上のアスランに軽くあしらわれ、更に説教まで垂れられてしまう始末。
挙句の果てにはインパルス共々デスティニーまでもが粉々に破壊されて終了。
シンもレイも居ないザフト軍 (デュランダル派) には抵抗してみせる余力も無く
オーブ軍艦隊を迎え撃つ筈のネオジェネシスも、味方 (ザフト軍) の残存艦隊まで巻き込んでしまう有様で役立たずじまい。
単身、宇宙要塞メサイアに乗り込んできたキラとデュランダルとの一騎討ち。
互いに銃を向け合いエゴをぶつけ合う中、先の戦闘から生還したレイに狙撃されてデュランダルが死亡。
デュランダルの死に泣き崩れるレイ、後から駆けつけて来たタリア、タリアの膝元でグッタリと横たわるデュランダル、3人仲良く揃ってメサイアとともに心中。
崩壊するメサイアを見守る種初代メンバーと仲間達。
最後の最後でシンかレイの餌食にされるんじゃないかと思っていたドムトルーパー隊も漏れなく全員生き残っちゃってるぞオイ。(;´Д`)
結局のところ、種死陣営 (シン・ルナ・レイ・議長・タリア) だけが貧乏クジを引き
キラやアスランを始めとする初代陣営は何ら傷1つ受ける事もなく、ほぼ無傷に近い状態で美味しいとこ取りしちゃったまま物語は完結ですか、そうですか・・・
ダースベイダー的な存在にもなれず中途半端な立場で終わってしまったシン。
気になるエンディングでもその後の話を語られる事もなく、ただ回想映像を垂れ流したまま番組そのものが終わってしまったけれども、シンを今まで散々暴れさせるだけ暴れさせておいて最後は放置プレイというのはあまりにも酷過ぎる。
福田負債としては、来年2月発売予定のDVD最終巻の場を借りて決着を付ける腹づもりで居るらしいけど、特典映像40分枠をわざわざ用意したところで肝心の内容はキラとアスランが中心、色々決着を付けなければならないシンはまたもや蚊帳の外なんだろうな。
何はともあれ、今回の作品に関しては製作側からも不満が漏れ出してる様だし
負債はこれを機にガンダム作品から退いた方が良いかもしれない。
とか思いつつ、来年末放送予定の種シリーズ完結編 (あくまでも噂) 待ち。